昔からアイスランドやノルウェイなど北欧ではログハウスなどの伝統的な民家には、冬の寒さや夏の暑さなどの気候の厳しさに対応することができるように工夫が行われてました。

そのひとつに寒さや暑さを伝えにくい草を屋根に生えさすことによって、屋根の耐久性や断熱性を高めることができる草屋根と呼ばれるものがあります。

しかし、梅雨や台風などの時期がある気候を考えると、日本では草屋根のような工夫は行われていませんでした。

しかし現在では、地球温暖化が問題となっていることによって都市部のヒートアイランド現象への対策をはじめ、省エネルギーの対策など環境への対策が個人レベルでも必要とされています。

そのため、注文住宅などを希望する方の中には、ヒートアイランド現象を軽減することができるなどの環境の変化に対応することができる屋上緑化を選択肢のひとつとして考える方も多くなっています。

そのほかにも注文住宅を行う方の中には、庭付きの家を建てたくても土地が狭くできないという方もいるかもしれません。

しかし、土地のことを考えると庭を作るスペースがないという方でも屋上緑化を行うことによって家の屋上というスペースを有効利用することができます。