北欧インテリアはなぜ人気?その秘密と、北欧テキスタイルの特徴や取り入れ方
近年、インテリアや住宅の専門誌を開くと、必ずといっていいほど「北欧インテリア」「北欧テキスタイル」などの文字を目にします。北欧調のインテリアで内装を統一したカフェなども増えてきましたね。
北欧のインテリアやデザインは、なぜこんなにも多くの日本人の心を掴んでいるのでしょうか。今回は、その人気の秘密と、北欧調の象徴でもある「テキスタイル」についてお伝えしていきます。
北欧のインテリアはなぜ人気?
「北欧調」のインテリアの特徴と言えば、シンプルでナチュラルながらどこか愛嬌があるデザイン。スタイリッシュなものから可愛らしいものまであり、男女ともに人気です。
北欧のデザインを見ると、花や木、果物、葉など、自然をモチーフにしたものが多いことに気づくと思います。こうしたデザインが多い理由は、北欧には美しい湖や森などがとても多く、自然の美しさを生活の中に取り入れようとする文化があるからと言われています。
また、北欧は夏が短く冬が長いという気候の特徴があります。この特徴から、そこで暮らす人々は家の中で過ごす時間が長く、そのため家の中の景観や環境にこだわりを持つ人が多いのです。
自然の美しさを愛でる文化や住居の中に癒しを求める文化は、古来より日本人が持っている文化と類似する部分が多く、そのため北欧のインテリアは日本人に広く受け入れられたと考えられています。
北欧を象徴する「テキスタイル」の特徴
テキスタイルとは、簡単に言ってしまえば「布製品の生地や柄」のことです。本来はアパレル業界やインテリア業界で主に使われる専門用語ですが、最近では一般的にも広く使われるようになってきました。
北欧のデザインを語る上で、「テキスタイル」を避けて通ることはできません。それほど北欧のデザインにおいて、テキスタイルは需要であり、また象徴的でもあります。
北欧テキスタイルの特徴は、自然をモチーフにしつつ、柄が繰り返すように展開されていること。同じ植物の柄が色味を変えていくつも並んだクッションやカーテンなどが、典型的な例です。
北欧のブランドの多くは、ブランドを象徴する「柄」を持っています。例えばファッションやインテリアブランドとして有名な『マリメッコ』は、「ウニッコ」「ピエニ」などの名を持つ柄をいくつも持ち、その柄ごとにシリーズとして商品を展開しています。「家具」や「服」など品物ごとのカテゴリーではなく、柄を主軸にカテゴライズするという点は、北欧ならではです。
北欧テキスタイルを手軽に家の中に取り入れるには?
自然をモチーフにしたオシャレで可愛い北欧テキスタイルのインテリアは、クッションなどの小物で取り入れても、十分存在感を放ちます。しかし北欧テキスタイルの魅力をより感じたいのなら、なんといってもカーテンがおすすめです。
北欧テキスタイルの最大の魅力は、類似の柄の繰り返しから生まれるリズミカルな可愛らしさ。多くの柄が並ぶカーテンは、その魅力を最大限に感じることができます。
北欧風のデザインのカーテンや家具もたくさん販売されていますが、こちらで販売されているもののような、本格的な北欧ブランドのカーテンはやはりとても素敵ですよ。シックなものからカラフルなものまで、見ているだけでも楽しくなるようなものばかりです。お部屋に何かオシャレなアクセントが欲しいという方は、北欧テキスタイルのカーテンをチェックしてみてはいかがでしょうか。
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