お風呂のリフォームでは最初に表示されている価格が本体のみであることも多いです。

本体とは浴槽のことでこれにシャワーも含まれることが通常です。ということはこの時点で工事費が入っていませんので、実際に依頼する時には本体と工事費両方合わせていくらになるのかを見積もりを取ったり、確認しておくことが最初に考えておきたい点になります。

最近はパック料金として本体と工事費合わせていくらになるかを最初から表示してあることも多くなっています。合わせて20万円とか30万円というふうに両方で切りの良い数字にしておきますと、顧客の方も業者の方もわかりやすく、覚えやすいためメリットが多いからです。

但しこのような場合は、この工事費という中にどこまで含まれるのかがその都度異なると思われますので、その点を事前にきっちり考えておくことが重要になります。

通常含まれるのは浴槽の解体費用と組み立て設置費用、木工事と配管工事です。木工事というのは脱衣所とのあいだの仕切りや床の木目などを一緒に新しくすることで、配管工事は給排水両方です。

逆に言いますとこれら以外はその工事に入っておらず別になる可能性がありますので確認しておくことが重要です。

それに例えば電気工事やタイル工事の部分です。これらは浴槽の設置などをする人とは別な資格や経験が必要で、専門の人が来たりするからです。またこれまでの浴槽は廃材として処理されていきますが、その費用も通常別と考えられます。付属品にあたる換気扇などもそれにあたります。